Q1 華真珠（はなしんじゅ）とは何ですか？ Q8. どんな真珠もカットして華真珠にすることが出来ますか？ Q2. 華真珠の知的所有権については？ Q9. 華真珠をネックレスにした時の印象はどうですか？ Q3. なぜ本真珠をカットしたのですか？ Q10. 華真珠の取り扱いについてはどうですか？ Q4. なぜ今まで真珠をカットするという発想がなかったのですか？ Q11. 華真珠にカットしたことによって耐久性はどうですか？ Q5. 華真珠の鋭い反射はコーティングによるものですか？ Q12. 華真珠の鑑別書はどのようになりますか？ Q6. なぜ華真珠はまるでガラスコーティングした様に見えるのですか？ Q13. 華真珠の違法コピー品はありますか？ Q7. .カットすることにより真珠の傷は消えるのですか？ Q14. 華真珠の海外での評判はどうですか？ Q１. 華真珠（はなしんじゅ）とは何ですか？ Ａ１. 世界初、本真珠をカットしたものです。真上から見たカットの花模様がより華やかで神秘的な美しさを持つところから『華真珠』と名づけました。『華真珠』は創業者である山梨県「現代の名工」小松一男　の手により誕生しました。 Q２. 華真珠の知的所有権については？ Ａ２. 華真珠は特許を取得しています。特許第1875483号。 また『華真珠』は登録商標です。商標第3267890号 真珠をカットすること自体が弊社の特許となっております。 Q３. なぜ本真珠をカットしたのですか？ Ａ３. 本真珠は宝石の中で海洋の女王と呼ばれ、自然のままの美しさで輝いています。一方、大陸の王様と呼ばれるダイヤモンドは原石のままでは輝かず、100%人間の手によってその美しさを保っています。 そのダイヤモンドと同様に、美しい本真珠を人間の手によって、より一層美しくしたいという願いを込めてカットを研究し続け、その想像を超えたより華やかにより神秘的で非常に美しい輝きを持つ本真珠が誕生いたしました。 これは世界で初めての試みであり大きな発見になりました。 Q４. なぜ今まで真珠をカットするという発想がなかったのですか？ Ａ４. 本真珠は通常は中の核に極めて薄い真珠層が何層にも重なって大きく成長します。しかし、幾重にも重なった真珠層のその厚さは非常に薄く、中の核が透けないように真珠層をカットすることは非常に困難であり、従来のカット技術では不可能でした。今回、弊社が40年以上培ってきたダイヤモンド研磨技術を最大限に活かし、研磨技術の限界に挑戦するという意味も含めまして、今までは不可能とされてきた薄い真珠層をカットすることに挑戦したところ、これに成功し本真珠の中に秘められていた最高の美がご高覧いただける様になりました。 Q５. 華真珠の鋭い反射はコーティングによるものですか？ Ａ５. いいえ、そうではありません。華真珠は真珠層を直接カットしたものです。 ですから、これがまさに真珠層の輝きであり真珠層そのものです。コーティングなどによる艶出しでは、このようなカット面や鏡面反射を出すことが出来ません。 また華真珠はカットされたことによって、その鏡面研磨の面の反射と、真珠層が本来から持つ真珠の照りによる、その相乗効果によって薄暗いようなパーティー会場などにおいてもキラキラと輝きます。 Q６. なぜ華真珠はまるでガラスコーティングした様に見えるのですか？ Ａ６. これが華真珠の最大の神秘であり美しさの特徴です。 本来、透明感のある真珠層をカットすることにより、真珠の中が見える様な不思議な現象が起こります。真珠は中のほうが美しいのです。 もしカットせずに丸いまま表面を磨いた真珠はまるでガラスコーティングをしたようになり、逆にその美しさは損なわれるでしょう。 また、平らな面であるカット面が丸く膨らんで見えるのは華真珠の特有の現象であり、カット面の一面一面の中に真珠層が丸く見えるためです。 これが華真珠が神秘的で不思議な美しさを持つといわれる理由のひとつです。 石を同じようにカットしても、このような美しい現象は見られません。 Q７. カットすることにより真珠の傷は消えるのですか？ Ａ７. エクボやサークルの場合、幾重にもなる真珠層が中の層まで歪んでいますので、いくら表面を平らにカットしても消えることはありません。そのために華真珠とするのに使用する真珠は傷も少ない品質の良いものを使用しています。また特に真珠の中でも真珠層の薄いアコヤ真珠の場合は加工前に穴により真珠層の巻きの厚さをチェックして、薄いものはカットしないなど徹底した選別をおこなっております。 Q８. どんな真珠もカットして華真珠にすることが出来ますか？ Ａ８. 南洋、アコヤ、淡水、マベなど真珠と呼ばれるものは全てカットして華真珠とすることが出来ます。また形も丸だけでなく、ボタンやドロップなどの変形真珠もカットすることが出来ます。 Q９. 華真珠をネックレスにした時の印象はどうですか？ Ａ９. 華真珠のネックレスは従来の真珠のネックレスとはまた違う、より華やかで神秘的な美しい輝きがあります。他の人が遠くから見ても動くたびにキラキラと輝きますので、身につけている方は必ず多くの人の目を引き付けるでしょう。 また日本ではフォーマル的なイメージが強かった真珠のネックレスですが、もっとカジュアルな感覚でもオシャレに身につけていただけます。華真珠のネックレスは華真珠のアイテムの中でも人気の商品です。 このネックレスの製作には通常は一粒につきそのｻｲｽﾞにより32面〜156面以上のカットが施してあるのでとても手間がかかります。そのために大量生産が出来ず、そのために希少性の高い商品になっております。 Q10. 華真珠の取り扱いについてはどうですか？ A10. 華真珠は真珠層を直接カットしたものですから、その取り扱いについては通常の真珠と同じ様に扱ってください。 輝きを保つために、汗・酸・温泉・香水・水道水・化粧品・スプレーなどにお気をつけください。お使いになりました後は柔らかい布で拭き優しく扱ってください。 また、枠留めをされた場合のバフがけは絶対におやめください。 Q11. 華真珠にカットしたことによって耐久性はどうですか？ A11. 弊社が華真珠を販売してから10数年が過ぎておりますが真珠をカットしたことによって、その真珠層が脆くなったり等のクレームは起きておりません。 華真珠はコーティングなどしておらず真珠層のままですから、通常の真珠と同じで汗や化粧品などによってその輝きが曇ってしまうことはありますが使用後にケアしていただければカットしてあるからといっても通常の真珠と同様に優しく取り扱ってください。 Q12. 華真珠の鑑別書はどのようになりますか？ A12. 鑑別書では材料となる真珠の鑑別はもちろんのこと、カット以外に手が加えられていないことの証明、また華真珠という名称および特許番号まで明記された鑑別書の作成が可能です。特許や商標の関係から弊社による鑑別依頼の場合のみに発行されます。詳しいことはお問い合わせください。 Q13. 華真珠の違法コピー品はありますか？ A13. 華真珠の模造品については、現在までに中国・アメリカなどから違法コピー品が輸入されていたことがあります。 華真珠は特許商品ですので、これらを輸入または販売いたしますと特許侵害となりますのでご注意ください。 その中には「淡水真珠をガラスコーティングした後にカットしたもの」として販売されていたものがありますが、その理由の如何にかかわらず特許侵害となりますのでご注意ください。弊社では、このような特許侵害につきましては、弁護士・弁理士を通して常に対処しております。 お客様においては、華真珠の模造品についてはそのカットのシャープさ・その輝きなどのカット技術の品質が本物の華真珠とは明らかに違いますのでお気をつけください。 Q14. 華真珠の海外での評判はどうですか？ A14. 華真珠の販売開始直後から海外において高度な研磨技術を認められアメリカ・ヨーロッパを中心に輸出しています。弊社は香港やアメリカなどでの展示会にも出展しており、世界中で高い評価をいただいています。 またアメリカGIAにも華真珠が展示されており、イタリア有名ブランドにも使用され、近年ますます非常に好評を得ております。